DV・モラハラについて


●DV(モラハラ)とはなにか?

DV(ドメスティックバイオレンス)と聞けば、大半の人は「パートナーによる身体的暴力」の事だと思われるでしょう。

 

パートナーによる支配と抑圧。

威圧的な行動・言動のパターン。

身体的、心理的、経済的、性的、社会的等、様々な暴力が含まれ、それに繋がる威嚇や理不尽な行為、搾取を行う。

これらの手法(パターン)を用いて、相手の意思を奪い、相手の気力を奪い、相手の精神を削り、相手の中に恐怖心を根付かせ無理矢理従わせること。

 

「身体的暴力を伴わないからDVではない」のではなく、この支配とコントロールの構造、抑圧こそがDV(ドメスティックバイオレンス)であり、モラハラ(モラルハラスメント)なのです。

●表面化しにくいモラハラ

 芸能人のモラハラ離婚騒動のおかげで、社会的認知も徐々に高まってきているモラハラ。

しかしながら、主に親密な関係(家庭等の密室)で起こることが多く、また直接的・身体的な暴力を伴わない場合も多々あり、表面化しにくいのが現実です。

「目に見える」身体的な暴力がない場合は、被害者が勇気を出して第三者に相談しても、信じてもらえないこともあります。

 

そして、表面化しない最大の理由は、

 

”被害者も加害者もモラハラの存在に気付いていない”

 

ことです。

 

諸説様々ありますが、加害者の殆どは「自己愛性人格障害者」であり、自己に対する過剰な愛(特別感や特権意識)が他者への支配を欲し、抑圧を強いるそもそもの原因であると私たちは考えます。

対して被害者は、自己に対する信頼度や評価が低く、また真面目で努力家、一方で依存的であることが特徴としてあげられます。

 

強烈な自己愛により他者を支配することを当然と考える人間(加害者)と真面目で努力家故に暴力を受ける事そのものを自己の責任だと感じる人間(被害者)。

 

加害者は当然の行為を行っているだけであり、被害者は加害者の行為をまた自身の努力が足りないからと当然と受け取る。

 

共に当然であるのですから、そこにDV・モラハラは存在しないのと同じ事なのです。

●被害者も気づかないモラハラ、その救済

先に述べたように、身体的暴力を伴わないモラハラは、周囲はもちろん被害者自身も気づいていないことが多く、表面化しにくいものです。

潜在的な被害者の数がいったどれほど存在するのか、現状計ることはできません。

また傍からどう見ても被害者であると感じられても、被害者自身が救いを求めていない以上、問題として取り上げるべきものでもありません。

 

けれど、きっと被害者も町で見かける夫婦のやりとりを耳にし羨ましく思ったり、友人の家庭を見て自身の置かれている状況の異常さに悩む日もあることでしょう。

 

もしかして自分のパートナーに問題があるのではないか。

これはモラハラではないか。

この状況をどうにかしたい。

 

そこに至るために必要なのは、知識です。

数多ある被害者の声、それを分析し系統立てて説明された書籍、加害者像に被害者像のテンプレート化。

それらに触れる機会をどこまで増やすことができるか。

被害者が自身の置かれている状況に、一瞬でも疑問を持った時、逃すことなくそれらの情報を伝える事ができれば。

カシマシは、被害者自身が被害にあっている事実に気づけるよう、情報を発信し続けます。


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モラハラ実例集

夫婦間、家庭内など密室で繰り広げられるDV・モラハラ。

表面化しにくく、言葉では認識していても一般的な感覚では理解しにくいのが現状です。

カシマシ豊田聡美が体験したいくつかの実例をご紹介します。